それは、"対戦相手の手札を読む"能力です。
―
8マナ6/8と素晴らしいステータスを持つChromaggus。
「ドローしたカードのコピーを手札に加える」という単純な効果ですが、
その恩恵は計り知れません。
出たターンにカードをドローする事は難しいですが、Big Game Hunterで倒す事が出来ない為、出すシーンさえ間違えなければ意外と生き残る事が多いです。
対戦相手がChromaggusをプレイし、Chromaggusの効果が発動した時…
あなたはひとつ、注意しなければならない事があります。
考えてみれば当たり前の事なのですが、これを怠ると痛い目を見る事になります！
注意するべき点、それは…
「相手の手札を見て、どのカードが増えたのかを覚える」
です！
こちらの画像をご覧ください。難しい情報は何も有りません。
ただ、「1」「2」と数字が割り振られているカードが見えると思います。
それぞれ、「1」がドローしたカード、「2」がコピーしたカードとなります。
通常、対戦相手の手札が何なのかは分からないのですが、この場合は違います。
まず分かっている事は、「1」と「2」が同じカードである、という事です。
これはカードゲームにとって貴重な情報であり、
見逃してはならないポイントとなります。
いずれ、対戦相手は「1」か「2」のカードを使うことになるでしょう。
つなりあなたは対戦相手が手札のどのカードを使うのか、
そこに注目しなければなりません。
例えば「1」のカードがConsecrationだった場合は？
あなたは、「2」のカードがConsecrationであるという事を知った上で
プレイする事が出来ます！
実はこの「手札を見る」という行為をするのは、
何もChromaggusが出た時に限った事ではありません。
以前に書いた"同じだけど、同じじゃない。"という記事が参考になると思います。
簡単な例で説明してみましょう。こちらをご覧下さい。(画像クリックで大きくなります。)
例えばこの場面。
あなたはマリガンの時から対戦相手の手札に注目してるとします。
そして、対戦相手は序盤から手札に持っているのに、
7ターン付近まで手札で腐っているカードを持っています。
まず警戒すべきカードはBig Game Hunter、もしくはEqualityです。
仮に、このターンであなたはDr. Boomをプレイしたとします。
手札で腐っているカードがBGHであれば、この場面で使うはずです。
Equalityを使う事も十分考えられます。
が、対戦相手は場にいるミニオンと、装備していたTruesilver Championで
Dr. Boomを処理しました。
この時点で、対戦相手がBGHを持っている確率はグンと下がり、
EqualityとAldor Peacekeeperを持っている確率もある程度下がるはずです。
この状況でも、手札で腐っているカード。それは何でしょうか？
当然、考えられるのは「マナコストが重いカード」です。
という事は、考えられるのはLay on HandsとTirion Fordringあたりでしょうか。
あなたは「対戦相手の手札を見る」事により、
手札が透けて見えるようになってきます。
僕の配信を見ている人は分かると思うのですが、僕の場合、かなり劣勢で負けが
確定していても、コンシードせずに続ける事があります。
理由は「対戦相手の手札を確認したいから」です！
これは『負けも楽しむ』という方法の一つです。
「僕は対戦相手のこのカードは、○○だと思います。
確認したいので、コンシードせずに続けます。」
見事、当たる時もあれば、外れる時もあります。
しかし「対戦相手の手札を読む」という事の練習になり、更に…
これは参考になるかは分かりませんが、
同じ対戦相手と当たった時。マリガンでキープしたカードの傾向が分かります。
たしか数日前にドラゴンウォリアーデッキを使って配信していた時の事です。
同じ対戦相手と当たり、僕はこう言いました。
「さっきの試合、この人はEqualityをキープしています。だから多分、マリガンで
キープしてるのに、まだ使ってないこのカードはEqualityだと思います。」
結果、それはAldor Peacekeeperでしたが、、(おいっ)
ですが、「強力なミニオンに対抗する為のカード」である事には変わらないので、除去手段に対する警戒をする事が出来、相手のプレイングミスもありましたが
見事勝利する事が出来ました。
細かなプレイングではあるのですが、重要な事である事は伝わったかと思います！
気がついたら長文になってしまいました。ｗ参考になれば幸いです！
ご意見、ご感想はコメントまでお願いしますo(^▽^)o♪
